沖縄県の新型コロナウイルスの患者は、6月18日までの1週間で、1つの病院で平均28.74人です。日本全部の平均は5.6人で、沖縄県がいちばん多くなっています。
沖縄県では、新型コロナで入院している人が500人以上いて、病院でうつった人も増えています。多くの病院では、新しく入院する人を入れることができなくなっています。忙しくて、救急の治療が難しい病院も出てきています。
玉城知事は26日、那覇市にある施設を使って新型コロナの治療を始めると言いました。65歳以上で症状がひどくない人を25人まで治療できます。そして、専門の医者などのチームを作って、県に新型コロナについてアドバイスしてもらいます。
玉城知事は「心臓や脳の病気になった人や、交通事故などでけがをした人を治療することが難しくなって、助けることができなくなる心配があります」と言いました。